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Wooden car repair factory

中古車販売店の自動車修理工場の別棟増築である。 認証工場の規格を満たすことと、奥のスクラップ置場へトラックが通り抜けできることが求められ、これらの機能を満たしつつ、コストを抑えることが課題となる。当初重量鉄骨造で計画したが、コスト削減のため木造での可能性を探ることになった。 構造設計の中田氏と検討を進め、2×8,2×10材を特殊な金物を使わずにボルト、ビスなどで組み合わせて10mのスパンを飛ばす計画とした。建物から装飾的な要素は排除され、構造躯体をそのまま見せ、石膏ボードも現しとした。結果、重量鉄骨造と比較して20〜30%ほどコストが抑えられた。依頼した地元の工務店の現場監督が施工図を描き、現地で組み立てをした。 ホームセンターで売っているようなもので大きなスパンを飛ばせる空間が作れるというのは興味深い試みだった。


用途:自動車修理工場

竣工年:2015年

所在地:栃木県宇都宮市

構造設計:リズムデザイン=モヴ

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