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HOUSE PRK
築50年ほどの一戸建の水回りの改修。 広いお風呂と脱衣スペース、洗面スペースを要望されており使われていない和室へ浴室を拡張し、広い脱衣所とした。 打ち合わせを進めてくうちにキッチンに飛び出している冷蔵庫、食器棚などをこの改装で壁の中に収めることが重要だということがわかり、浴室に隣接したキッチン収納問題の解決も同時に行う。 工事に取り掛かり解体を進めていく中で、以前の家主が少なくとも4回ほど増築を繰り返していることがわかってきた。現在は2階建だが、おそらく新築時は建築面積も半分ほどの平屋であったと推測される。 木造の在来工法は継ぎ足し継ぎ足しで住み手の必要に応じて形を変えていけるものなのだと改めて実感した。今回は構造の変更は行わず、朽ちた土台や柱を交換するにとどまる。住み手が必要な時に必要なだけ家を変えていく、この家のやり方にささやかに参加させていただいた。 予算削減のためキッチン床のコルクタイル貼り、洗面室のフローリング張り 壁の塗装などは設計者と家主さんと友人らで実行した。
用途:個人住宅
竣工年:2016年
所在地:東京都調布市
写真:ナカサ&パートナーズ
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